CRAZY DAYS CRAZY FEELING

「浮き名」聴いてる。

 

一言でいうと色っぽい。

結果題名ママな感想だけども。

何気に色んな時期の音が入ってるからお得な感じするしね。

 

1曲目のやさしい哲学って曲が好きでねぇ。

イントロがまず恰好良くてウヒョーワクワクてなって、

「少女が生を受けた日に女の才能は芽生えていた」っていう出だしにくらっときて、

大サビの「本当に欲しいものが目立って売り込まれている訳無いだろう」にハッとして、

最後の「僕らはいつか泣き止んで命を引き継ぐだろうそれがすべてさ」にさらっと心理突かれて終わるという構成が素晴らしく。

シンセサイザー?とバンドとオケとコーラスが入り交ざる感じもごちゃごちゃしそうなのに破綻してなくて、壮大な雰囲気になっててすごいんだよなー。

哲学を確かに感じるけどカジュアルで、まさにやさしい哲学だねぇ。

 

このアルバム聴くと林檎ちゃんがどれだけ「女」を意識してるかっていうのが改めてわかる。し、そのアイデンティティについて嫌でも拘ろうという気合も感じる。そこには彼女なりの表現において重要なファクターがあるんだろうな。それはもうデビューしてから一貫して通してきてる思想だと思うけど、この成熟した時期に昔の音楽を改めて鳴らしたり、今のそんな状態の中で新しい作品を作るっていうのはまた違った意味があるんだろう。正直私にはまだまだ未知な部分もあるけどね。

 

 

 

結構林檎フリークの方には当たり前であろうことをドヤ感出してついつい打ち込んでしまったよ。寝る前に更新するとこういうことになるんですよ。とかいいつつブログなんて寝る前以外に更新したことあんまりないけど。

 

そんな真面目なことを思いながら、でも「みかんの皮」みたいな

♪みかんを食べたらなーげる 皮を人の顔に向けて なーげる

っていう面白な曲もいっぱい聴きたいです林檎さん。

 

貼っとこ。