気分と合理の両方で迷って居るよ

セクシュアリティの事をよく考える。



身近に心と身体の性自認が違う人がいるからなのか、ツイッターで交流してる人でそういう人がいて、よくそういう事を考えさせられるツイートをするからなのか、でもその前から興味はあったような気もするけど。



高校生の時性自認が違うことをカミングアウトしてくれた先輩は、私がそのことを知らずに付き合ってる時から女性の事を恋愛対象で見ていることを知っていた。でも、なにも不自然には思わなかったし、その人のひとつの個性としてごく自然に在る事実だった。カミングアウトされて、驚きももちろんなかったし、それから接し方が変わるなんてことも全くなかった。

ただ、「そういうもの」として、在った。

性についていろんな考えに触れて、自分でも考えてみるんだけど、結局こういうことが当たり前になればいいのになあと思う。
至極単純明快なこと。



自分はなんてちっさいんだ、と私も思った。もっと、圧倒的に、自由で単純で潔い。なんだか泣きそうになった。



そして西加奈子椎名林檎の話を思い出す。

「今だけは男にも女にもならない」